楽天広場 Ping 発信に端を発したと思われる Ping 論争ですが、以下の2つのBlogに今後の展開もふくめてうまくまとめた記事があります。
Editide Slash Blog: ブログ最新動向 自覚なき大衆化とビジネスシーンへの進出
これまでに、自覚なきブログユーザーの増加、そしてビジネスシーンへの進出という両極端な展開を述べてきました。では、冒頭において紹介したアーリーアダプターであるところの「鼻の利くユーザー」は今後どのような傾向を示すかと言うと……。よりハイエンドなツールを要求するようになっていくのではないでしょうか。
Tanakayoshikazu.com: webサービス間通信のコンセンサス
それは、Pingは打つ方が制限するべきなのか、受け付ける方が制限するべきなのか、最終責任はどちらが持つのか、ということです。さらに、多くのBlogがASP形式ですから、打つ方というのがASP側なのか、それを利用する個々人なのか、事態はもっと複雑です。
Ping サーバを構えておいて、そこから集めた Blog 情報を検索すればそれで有用、というプリミティブな時代は終焉を迎えていると思います。楽天広場がデフォルトで Ping 送信することには、個人的に若干の違和感を覚えているのは事実ですが、最終的に行き着くところは同じであったでしょう(すでに Bulkfeeds では melma! Blog の Blog がノイズとなっているケースが散見されます(私見))。
ping.bloggers.jp の hirata さんは、すでに ドメインでフィルタする機能を実装されています。これにより非ホスティングな Blog の更新情報も逃さずキャッチすることができ、非常に助かります。そのほかの Ping サービスは、どのような目的でその Ping リストを公開しているのか、よく考えて今後機能拡張していく必要があるでしょう。
やはり方向としては Edited Slash Blog の佐々木さんの言うようなパーソナライズされたBlog 空間からの最新情報のキャッチということになるでしょうね。以前にも Bulkfeeds でドメイン指定(あるいは排除)検索は実装したことがありますが、ちょっとパフォーマンス的に実用的ではありませんでした。より違ったアプローチが求められるでしょうか。
これについてはいろいろアイデアがありますがまた後日。
Bulkfeedsで検索していると、melma! Blogが引っかからないでくれーと思うことがありますね。
メルマガ独特のフォーマットが検索と合わないんだろうなーと考えてますが。
Posted by: 加野瀬 on May 20, 2004 06:05 PM