AtomAPI の話。(長井秀和風に)
AtomAPI では、まだカテゴリーを取得する方法はないようです。仕様書 にも記載がないし、AtomWiki でもまだ議論されている段階のように見えます。
しかしながら SixApart の TypePad では、TypePad AtomAPI にあるように、service.categories
という link.rel ですでにカテゴリー取得をサポートしています。namespace は独自のものを使用していて、GET でリクエストを投げると、
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <categories xmlns="http://sixapart.com/atom/category#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"> <dc:subject>Books</dc:subject> <dc:subject>Travel</dc:subject> <dc:subject>Movies</dc:subject> </categories>
ってなレスポンスが帰ってきます。調べてみると ecto でもこれに対応している模様。livedoor Blog でもこの service.categories をステージングサーバで実装してみたところ ecto でカテゴリ一覧が取得できました(Win32 版だとうまくとれないのが謎ですが)。
こういうコアにかかわるところで、1サービスが実装ありきで進めると、またサービスごとにクライアント側の実装が変わるとかいうことになりはしないのかな。ちょっとそこだけ心配です。AtomAPI にしたけど結局 Blogger - metaWeblog - mt API の二の舞にならないかと。
ちなみに同じことはファイルアップロードのAPIである service.upload
にもいえますが、こちらはファイルの中身を Atom Entry として POST すると、作成されたファイルの URL が link.alternate で帰ってくるという感じで、拡張名前空間も使用していないので、これはスムーズに標準になるような気が個人的にはしています。いずれにせよもう少しちゃんとメーリングリスト追っかけないといけないのかな。