早くも Alpha Geek な人たち の間で祭り状態の Google Desktop Search (GDS) ですが、いろいろ遊べそう。
GDS はデフォルトではループバックアドレスの 127.0.0.1 しか bind していないようなのですが、プロキシサーバで中継してやれば、マシン外からでも使えるようになります(Apache2 + mod_proxy で実験して OK でした)。ということでバカデカいハードディスクを持った Windows マシンをファイルサーバにして GDS をインストールしてやれば、イントラネットの共有ドキュメントの検索エンジンみたいなのがカンタンにできちゃいますね。
それからネットワークドライブも検索対象になっているようなので、HDD が小さくても Sambaやら AppleTalk、WebDAV だのなんだのでつないでやれば、古い PC でもあっという間に Google アプライアンス!ってなことになるんじゃないでしょうか。というわけで、GDS の API 公開をキボンですね。未知のファイルタイプに対するフィルターとか(クロスサーチとかにもありますね)。
Samba + Namazu + Apache とかを使ってこういうファイルサーバを作ることが多いですが、こうした選択肢が広がるのは単純に面白い。ちなみに GDS のライセンス的にこういう使い方がアリかどうかは調べてませんので At Your Own Risk でお願いします。
余談ですが、こうして Hack しまくる人があらわれる、Hack したい願望を刺激するのが Google サービスの凄さの1つなのかなと思ってます。
exe や dll のリソースを眺めたところ、WinAMP や PDF のアイコンがあったので、対応するファイルの種類も増えていくのでしょうね。プラグインの API が公開されれば、ネット上の特定のリソース(例えば ML アーカイブとか、社内の wiki/blog の RSS とか)を取ってきて検索対象にするなど応用ができそうです。
なんて exe リソースをいじってる人がいれば、
If you want to change the location of the cache, you just need to change a registry key:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Google Desktop\data_dir
It defaults to C:\Documents and Settings\username\Local Settings\Application Data\Google\Google Desktop Search
ってな具合にレジストリ眺めてる人も。
Search 画面の s=.... の生成ルールというか取得方法がまだわからないですが、そのうち誰かがディスアセンブルでもして公開するでしょう。。w