404 Blog Not Found:書評 - 海辺のカフカ
生まれてはじめて、金を出して村上春樹の本を買った。
Dan さんが新書以外の書評なんて珍しい。
自分は去年のはじめぐらいから村上春樹読み始めました。それまでずっとスルーしてきたのが不思議ですが、「海辺のカフカ」からはじめて羊4部作、「世界の終りと~」「ノルウェイの森」を経由して、長編はあらかた全部読み終えてしまった感じです。
USでは「ねじまき鳥クロニクル」の評価が高いみたいで、これはもうちょっとひまになったとき(つぎに1週間くらいアジアのビーチに旅行いくとき)にでも読もうかなぁ、と読まずにとっておいています。最近は短編集も読みあさっていますが「TVピープル」とか「パン屋再襲撃」なんかが好みですね。
という感じにどんどん読むのがなくなってきたので、いまは会社の同僚から借りた海辺のカフカ英語版 "Kafka on the Shore" を読んでます。英語版でも平易な英語でかかれているし、日本語で一度読んでストーリーは大体あたまにはいっているので、二度楽しめる感じでなかなかイイです。羊4部作は Dance Dance Dance と Wild Sheep Chase (羊をめぐる冒険)しか翻訳されていないみたいですが、この辺も次に読んでみようかな。
翻訳版→日本語版になった短編集がありますよ。
翻訳
http://www.amazon.co.jp/Elephant-Vanishes-Haruki-Murakami/dp/0099448750/
日本語版
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E8%B1%A1%E3%81%AE%E6%B6%88%E6%BB%85%E3%80%8D-%E7%9F%AD%E7%AF%87%E9%81%B8%E9%9B%86-1980-1991-%E6%9D%91%E4%B8%8A-%E6%98%A5%E6%A8%B9/dp/4103534168/
kabayamaさん:
象の消滅は立ち読みしましたが「カンガルー日和」とか「パン屋再襲撃」あたりでだいぶカバーされていたので、見送りました。英語版は今度読んでみるかも。
「象の消滅」には、その2冊の短編集には入っていない「沈黙」が入っています。作者自身は、自分には珍しくとてもストレートな作品で他の短編とも毛色が違う、と言っていますが、私は結構気に入っています。機会があったら読んでみてください。