December 13, 2006

学校では教えてくれないエンジニアリング英語 #4: Works for me

高林さんの学校では教えてくれないバッドノウハウ英語 シリーズに追い越されそうになってきましたが、第4回です。

今回は "Works for me" をとりあげます。Bugzilla や Trac などのバグトラッキングシステムになじみの深い人であれば、日常的によく目にしているフレーズかもしれません。"僕のところでは動くよ" という意味です。

"This bug is not reproducible. Works for me." (このバグうまく再現できないな。僕のところでは問題なく動いてる)

Bugzilla や Trac などではバグを reject する理由の1つとしてこの Works for me があり、worksforme という単語になっていたりします。wfm と略す使い方もあるみたいですね(僕の社内ではきいたことがありません)。

Google Code Search してみると、面白い使い方がたくさんみつかりますね。

476: # I have no idea of the portability of # this stuff, but it works for me...

「このコードがポータブルかどうかわからんけど、まあ僕のところではとりあえず動いてる ...」

また Works for ... はほかにもスケジュール調整なんかで使える表現で、

"I'm free this afternoon--want to meet around 1?" "Works for me." (「今日の午後はあいてるけど、1時ぐらいにミーティングしない?」「問題ないよ」

という感じ。またライブラリやモジュールなどがどのプラットフォームで動くか、というときにも使えます。

"This works for systems with /usr/bin/chflags (i.e. BSD4.4 systems)." (このコードは /usr/bin/chflags があるシステム、つまり BSD4.4 で動く)
Perl 5.6.1 still works for AmigaOS (as does the 5.7.2). (Perl 5.6.1 は AmigaOS でまだちゃんと動く (5.7.2 もだけど))
Posted by miyagawa at 07:14 AM | Comments (5) | TrackBack (0)

JTPA シリコンバレーツアーに参加

JTPA: 第5回シリコンバレーツアー参加者募集

JTPAでは、2007年3月8日〜11日に学生及び若手社会人の方々を対象にシリコンバレーツアーを開催します。 ***応募サイト公開しました!!*** 1. シリコンバレーで働いてみたい 2. 世界のトップレベルの人材と切磋琢磨したい 3. 技術が大好き そんな方を対象に、JTPAでは第5回シリコンバレーツアーを開催します。

JTPA の第5回シリコンバレーツアーが開催されますが、こちらに引っ越してきてからお世話になりまくりの江島さんに誘われたので、パーティとセミナーにだけ参加することになりました。参加される方はよろしくおねがいします。

Posted by miyagawa at 05:39 AM | Comments (0) | TrackBack (0)